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COLUMN

空き家問題、どうする!?「売る」「貸す」「解体」

1. 空き家問題は「人ごと」じゃない!

少子高齢化が進む日本において、空き家は全国的な問題となっています。特に岡山市でも、相続などで取得した実家がそのまま放置され、老朽化や景観の悪化、さらには不法投棄や犯罪の温床になるケースも報告されています。
平成30年の国の調査によると、岡山市の空き家数は約5万3千戸で、住宅総数に占める割合は14.4%となっています。これは全国平均や他の政令指定都市と比較しても高い水準です。
また空き家の中でも管理・処分方針の未定のものが約4割を占めており、その3分の1以上は老朽化が進んでいたり破損があったりする物件です。

(※岡山市ホームページ 空き家の適正管理・再生・活用の取組みより抜粋)

空き家を放置すると、固定資産税などの税金だけでなく、管理費用や近隣トラブル、損害賠償といったリスクも発生します。特定空き家に指定されてしまうと、行政代執行で解体され、その費用を請求されることもあります。

2. 「売る」という選択肢

「もう住む予定がない」「管理が大変」という方にとって、最もシンプルな解決策が「売却」です。 しかし、不動産の売却は専門的な知識が必要で、初めての方には敷居が高く感じるかもしれません。記事にもあるように、「専門業者に依頼すればスムーズに進む」「相続人が複数いる場合は全員の同意が必要」といった点に注意が必要です。

売却のメリット

  • 固定資産税などの負担から解放される
  • まとまった現金を得られる
  • 管理の手間がなくなる

売却の注意点

  • 相続人全員の同意が必要
  • 売却には手数料や税金がかかる
  • すぐに売却できない場合もある

岡住土地買取市場なら!
当社は岡山市や倉敷市を中心に、空き家買取の専門家です。複雑な相続問題や共有名義の不動産でも、豊富な経験と知識でサポートさせていただきます。

3. 「貸す」という選択肢

「まだ売却は考えていないが、空き家を有効活用したい」という方には、「賃貸」も一つの選択肢です。 賃貸にすることで、家賃収入を得ることができ、物件の管理も入居者に任せることができます。ただし、リフォーム費用や入居者募集の手間がかかることも考慮が必要です。

賃貸のメリット

  • 家賃収入が得られる
  • 物件を有効活用できる
  • 固定資産税の軽減措置が受けられる場合がある

賃貸の注意点

  • リフォーム費用がかかる場合がある
  • 入居者募集や管理の手間がかかる
  • 空室リスクがある

4. 「解体」という選択肢

「老朽化が進んでいて再利用が難しい」「更地にして土地活用したい」という場合は、「解体」も検討できます。 解体には費用がかかりますが、更地にすることで土地の売却価格が上がったり、駐車場やアパート経営など新たな土地活用が可能になります。

解体のメリット

  • 老朽化による危険性やトラブルを回避できる
  • 土地活用や売却の選択肢が広がる
  • 固定資産税の軽減措置が終了し、税金が高くなる場合がある(土地活用による再開発などで税負担軽減につながる場合もある)

解体の注意点

  • 解体費用がかかる
  • 解体後の固定資産税が高くなる可能性がある(住宅用地の特例が適用されなくなるため)

の管理も入居者に任せることができます。ただし、リフォーム費用や入居者募集の手間がかかることも考慮が必要です。

 

5. 後悔しないための重要ポイント

どの選択肢を選ぶにしても、最も重要なのは「専門家に相談する」ことです。 相続問題や不動産売却、税金など、専門的な知識が必要となる場面が多々あります。

  • 相続問題の専門家(弁護士、司法書士など)への相談:相続人が複数いる場合、必ず全員の同意が必要になります。
  • 不動産売却・活用の専門家(不動産会社)への相談:物件の状況や市場価値を把握し、最適な売却・活用方法を提案してもらえます。
  • 税金の専門家(税理士など)への相談:売却や賃貸にかかる税金について、適切なアドバイスを受けることができます。

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まとめ

空き家問題は放置すると、様々なリスクを伴います。
「売る」「貸す」「解体」という3つの選択肢の中から、ご自身の状況や目的に合わせて最適な方法を選択することが大切です。
どの選択肢を選ぶにしても、まずは専門家にご相談いただき、後悔のない選択をしていただくことを強くお勧めします。

 

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