
「誰も住まなくなった実家、どうしよう…」
親が亡くなったり、介護施設へ入所したりしたことをきっかけに始まる「実家じまい」。
将来空き家になることに不安を感じていても、「何から始めればよいか分からない」と準備を先延ばしにしていませんか?
この記事では、親が元気なうちに家族で確認しておきたいポイントや、スムーズに進めるための注意点をご紹介します。
実家じまいについて、こんなお悩みはありませんか?
- 何から手を付ければよいか分からない
- 兄弟姉妹の意見がまとまらない
- 実家の荷物が多くて片付けられない
- 県外や遠方に住んでいて管理できない
- 売却や解体にどのくらい費用がかかるか不安
- 相続登記が終わっていない
- 古い家なので売れるかどうか分からない
実家じまいは、単に家や土地を売るだけではありません。相続手続き・家財整理・空き家管理・解体・売却方法の検討など、状況に応じた多角的な対応が必要になります。
実家じまいは「家を売るだけ」ではありません
実際に進める際には、以下のような作業が次々と発生します。
- 家具や生活用品の整理・処分
- 通帳・印鑑・権利証など重要書類の確認
- 写真・アルバム・仏壇・位牌の供養や整理
- 相続人および不動産名義の確認・相続登記
- 固定資産税や管理費用の把握
- 「建物を残して売るか」「解体するか」の判断
- 不動産会社・司法書士・片付け業者などの手配
万が一、親が亡くなった直後は葬儀や預貯金の手続きも重なり、精神的・時間的な負担がピークになります。
💡 ポイント:負担を最小限に抑えるには、相続が発生してからではなく「親が元気なうち」に少しずつ準備を始めておくことが大切です。
【リスク】空き家を放置すると起こる8つの問題
処分方針が決まらないからと空き家のまま放置すると、大きなトラブルの原因になります。
管理状態が悪化し自治体から「管理不全空家」や「特定空家」に指定されると、固定資産税の住宅用地特例(減額措置)が受けられなくなる恐れもあります。
親が元気なうちに家族で決めておきたい5つのこと

将来、実家に住む人がいるか
「誰かが住む」「賃貸に出す」「売却する」によって必要な準備は全く変わります。「長男が継ぐだろう」などの思い込みを防ぎ、家族の意思を確認しましょう。
実家の名義と相続人の確認
親名義だと思っていたら「亡くなった祖父母名義のままだった」という例は非常に多いです。固定資産税の納税通知書や登記事項証明書を事前にチェックしておきましょう。
残す物・保管場所の共有
貴重品や重要書類の場所を家族で共有しておきます。
管理費・処分費用の負担方法
固定資産税、保険料、維持費、解体費用などを「誰が払うのか」「相続財産から出すのか」「売却代金から精算するのか」を決めておきます。
まとめて相談できる窓口の決定
不動産会社・司法書士・解体業者などを個別に探すのは大変です。一括して相談できる窓口をあらかじめ決めておくとスムーズです。
県外・遠方に住んでいても進められます
岡山市や倉敷市などに実家があり、ご自身は県外に住んでいる場合でも何度も帰省する必要はありません。
【非対面・最小限の帰省で進める方法】
- 電話・オンライン(Zoom等)での事前相談
- 写真・動画を活用した現地レポート
- 郵送やメールでの書類手続き・資料共有
⚠️ 片付けや解体の前に「まず査定」を!
「綺麗に片付けてから売ろう」「解体して更地にしよう」と考えるのは危険です!費用(家財撤去費・解体費・測量費など)が売却代金を上回ってしまうケースがあるからです。
建物を残したまま売れる場合や、
荷物がある状態のまま買取できる場合もあります!
まずは現状のまま不動産会社へ状態を確認してもらいましょう。
実家じまいは「早く売る」より「早く話し合う」
今すぐ売却を決める必要はありません。大切なのは、家族で将来について話し合い、現状を整理し始めることです。
実家を残すか、売却するか、まだ決まっていない段階でもご相談いただけます。
まずは現在の状況と、これから確認すべきことを一緒に整理してみませんか。
