
「しばらく見に行っていない空き家がある」
「相続した実家を、そのままにしている」
台風シーズンを迎える前に「空き家の台風対策」を一度確認してみませんか?
こんにちは。岡山・倉敷を中心に相続不動産のご相談を承っている
株式会社岡住土地買取市場です。
秋は台風や大雨への備えが気になる季節です。
特に気をつけたいのが、普段、人が住んでいない「空き家」です。
空き家は台風による強風や大雨で、思わぬ被害が発生することがあります。
人が住んでいない家は、雨漏りや建物の傷みに気づくのが遅れがちです。
「まだ大丈夫だろう」と思っているうちに劣化が進み、
台風や強風をきっかけに屋根や外壁、庭木などのトラブルにつながる可能性があります。
今回は、台風シーズンに知っておきたい空き家のリスクと、今からできる対策についてご紹介します。
気象庁の統計では、台風の発生・接近・上陸は
7月から10月にかけて多くなる傾向があります。
普段暮らしている家なら、雨漏りや瓦のずれ、庭木の異変などにも比較的気づきやすいものです。
一方、長期間誰も住んでいない空き家では、
小さな異変を見逃したまま時間が経ってしまうことがあります。
「最後に見に行ったのがいつか分からない」という場合は、
台風が来る前に一度状態を確認しておくことをおすすめします。
瓦のずれや外壁の傷みを放置していると、
強風によって瓦や建材が飛散するおそれがあります。
道路や隣地へ飛んでしまうと、
思わぬ事故や近隣トラブルにつながる可能性もあります。
空き家で意外と多いのが、庭木や雑草の問題です。
枝が隣地や道路へ伸びていたり、強風で枝が折れたりすると、
周囲へ影響することがあります。
また、雑草が伸び続けることで、景観や防犯面で問題になることもあります。
雨漏りは、早く気づけば小規模な修繕で済む場合があります。
しかし誰も住んでいない空き家では発見が遅れ、
天井や壁、柱などにまで影響が広がってしまうこともあります。
岡山市も、空き家は人が住まなくなることで雨漏りなどに気づきにくくなり、
想像以上に腐食が進むことがあるとして注意を呼びかけています。

「長期間、人が出入りしていない」と分かる状態は、
不法侵入や不法投棄などのリスクにもつながります。
郵便物がたまっている、庭が荒れている、窓や扉が壊れたままになっているなど、
「誰も管理していないように見える状態」をつくらないことも大切です。
☐ 半年以上、現地を見に行っていない
☐ 屋根や雨どいの状態を確認していない
☐ 庭木や雑草が伸びている
☐ 郵便物がたまっている
☐ 雨漏りしていないか分からない
☐ 相続してから、ほとんど手をつけていない
いくつか当てはまる場合は、一度現状を確認してみましょう。
空き家のご相談でよくあるのが、次のようなお悩みです。
「家の中に荷物がたくさん残っている」
「古い家が建ったまま」
「草木が伸びていて、とても見せられる状態ではない」
そのため、
「片付けてからじゃないと不動産会社には相談できない」
と思われている方もいらっしゃいます。
でも、相談する前にすべて片付ける必要はありません。
建物や荷物が残っている状態でも、まずはご相談ください。
不動産の状態や今後のご希望を確認したうえで、
売却・買取などを含めた方法を一緒に考えることができます。
「売るかどうかまだ決めていない」という段階でも大丈夫です。
実家や土地を相続したものの、
亡くなった親や祖父母の名義のままになっている
というケースもあります。
2024年4月1日から相続登記の申請が義務化され、
不動産を相続したことを知った日から
原則3年以内に相続登記を申請する必要があります。
義務化前に相続したことを知った不動産で、
まだ相続登記をしていない場合は、
原則として2027年3月31日までに対応する必要があります。
正当な理由なく義務に違反した場合には、
10万円以下の過料の対象となる可能性があります。
「相続したのはかなり前だから関係ない」と思わず、
空き家の状態とあわせて名義も一度確認しておきましょう。
相続登記については、過去の記事でも詳しくご紹介しています。
空き家は、置いておくだけなら何も変わらないように感じるかもしれません。
しかし、建物や庭木は少しずつ変化していきます。
特に台風や大雨の季節は、それまで気づかなかった傷みが
一気に表面化するきっかけになることもあります。
だからこそ、
「まだ大丈夫なうち」に一度これからを考えておくことが大切です。
空き家、どうしよう…と思ったら
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・法務省
「相続登記の申請義務化について」